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2007 年度 実績報告書

織豊期主要人物の居所と行動に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18202020
研究機関京都大学

研究代表者

藤井 譲治  京都大学, 文学研究科, 教授 (40093306)

研究分担者 中野 等  九州大学, 比較社会文化研究科, 教授 (10301350)
福田 千鶴  首都大学東京, 都市教養学部, 准教授 (10260001)
堀 新  共立女子大学, 文芸学部, 准教授 (80296524)
松澤 克行  東京大学, 史料編纂所, 助教 (40282529)
横田 冬彦  京都橘大学, 文学部, 教授 (70166883)
キーワード居所 / 豊臣秀吉 / 織田信長 / 足利義昭 / 徳川家康 / 北政所 / 孝蔵主 / 近衛前久
研究概要

昨年度に引き続き、織豊期の政治的主要人物の居所と行動を確定するという本研究の課題を具体化する作業と検討を行った。研究体制は研究分担者と昨年度に依頼した4名の研究分担者とで遂行した。今年度第1回研究会を8月3日、鹿児島尚古集成館において、研究代表者・研究分担者11名が参加、5名がそれぞれ分担について史料を提示しつつ、現状と問題点の報告を行った。第2回研究会は12月26日、京都大学で9名の参加を得て、第3回は2008年3月7日、米沢上杉博物館にて、第1回の研究会同様の報告・検討会を開催した。
また、研究会ごとに合同調査を実施に関連史料の収集に努めた。第1回は鹿児島黎明館で「永吉島津家文書」の閲覧・調査・撮影を行った。第2回は、京都大学総合博物館で所蔵史料の調査を行い、第3回は上杉博物館で上杉家文書の閲覧調査を実施した。また、各分担者は、坊津の輝津館、鹿児島大学附属図書館、島根の熊野大社などでの調査を進めた。
織豊期の関係図書の購入を中心に勧めたほか、秋田藩家蔵文書のデータベース化を完了した。個々の分担者によるデータの集約はなお十分ではないが、研究代表者が担当している豊臣秀吉発給文書の収集については、三鬼清一郎編『豊臣秀吉文書目録』所収の約6000点のうち約5700点の収集を終え、また、『目録』に未収録の豊臣秀吉発給文書を今年度220点を集め合計約680点を収集することができた。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 大阪青山短期大学所蔵「梶又左衛門宛織田氏宿老連署状」をめぐって2008

    • 著者名/発表者名
      藤井 讓治
    • 雑誌名

      福井県文書館研究紀要 5

      ページ: 41〜50

  • [雑誌論文] 禁中並公家中諸法度<座次規定>と朝幕関係2007

    • 著者名/発表者名
      杣田善雄
    • 雑誌名

      日本史研究 542

      ページ: 26-53

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 黒田騒動-寛永期における出頭人と家老-2007

    • 著者名/発表者名
      福田 千鶴
    • 雑誌名

      福田千鶴編『新選御家騒動』新人物往来社 上

      ページ: 65〜102

  • [図書] 文禄・慶長の役2008

    • 著者名/発表者名
      中野 等
    • 総ページ数
      310
    • 出版者
      吉川弘文館

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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