研究課題/領域番号 |
18202029
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
竹沢 泰子 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (70227015)
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研究分担者 |
小関 隆 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (10240748)
井野瀬 久美惠 甲南大学, 文学部, 教授 (70203271)
北原 恵 甲南大学, 文学部, 教授 (30340904)
黒川 みどり 静岡大学, 教育学部, 教授 (60283321)
田辺 明生 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (30262215)
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キーワード | 人種 / 表象 / 人種主義 / エスニシティ / 差別 / 科学 / ジェンダー / 抵抗 |
研究概要 |
平成19年度には、プロジェクト開始および19年度の交付申請時の予定通り研究を遂行することができた。まず1)定期的に共同研究会を開催した:4月より一年間の間に計15日間に及ぶ研究会を開催した。2)拠点形成に向けて京都大学人文科学研究所に設置する人種象関連の図書・資料の収集・整理を継続した。3)メンバー各自による資料収集(または現地調査)を行った。4)国内外人種研究者とのネットワーク形成をはかった。:国外(フランス)および国内の人種表象の研究者をゲストスピーカーとして招聘し、知見を得ると同時に、代表者はアメリカ合衆国における人種の専門家会議に出席し、合衆国および他の外国から出席していた専門家とのネットワークを構築した。 これらに加えて18年度から5)プロジェクトのHPを立ち上げ、順次成果の一部を公開しているが、それを継続した。http://kyodo.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~race/ 平成19年度に新たに、6)本研究の成果刊行に向けて、2度の合宿を行い、問題意識をさらに深めることができた。7)京都大学において「人種の表象とリアリティ」と題した全学共通科目のリレー講義を行った。(8)(7)と連動させて、京都大学OCW(オープンコースウエア)による成果の社会還元をウェッブ上において行っている。 http://ocw.kyoto-u.ac.jp/jp/common/course25/index.htm
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