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2008 年度 自己評価報告書

構造調整をふまえた東アジア経済法の新段階へ:共同体を先取りするモデル競争法の提言

研究課題

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研究課題/領域番号 18203004
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会法学
研究機関北海道大学

研究代表者

稗貫 俊文  北海道大学, 大学院・法学研究科, 教授 (70113610)

研究期間 (年度) 2006 – 2009
キーワード東アジア経済法 / 東アジア競争法 / 中国独占禁止法 / 台湾公正取引法 / 韓国公正取引法 / 独占禁止法
研究概要

将来の東アジア共同市場の形成を先取りするモデル競争法の提言に向けて、東アジア経済法の現状と課題、とくに東アジア競争法の現状と課題を韓国、中国、台湾の研究者と共同して検討する。2007年に中国独占禁止法が制定され、東アジアモデル競争法の提言を行うべき必要性が強くなった。東アジアには、市場経済の成立の遅れ、近代裁判手続の未整備という「後進性」を行政権優位という特色を生かして改善するという独自の発展の契機が孕まれている。そのために、4国の研究者が各国の競争法の現状と問題点を徹底的に分析し討論する。そして「遅れ」を「強み」に変えて、将来の東アジア共同市場の形成、さらに将来の共同体の形成の基礎に経済法、とくに共通競争法を構想して、米国や欧州と並んだ3局の1局をなす競争法モデルを提言する。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2009 2008 2007 2006

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] 音楽CD還流防止措置導入と競争政策との調整2008

    • 著者名/発表者名
      稗貫俊文
    • 雑誌名

      日本国際経済法学会年報 17号

      ページ: 62-84

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 私的独占の総括的検討2007

    • 著者名/発表者名
      稗貫俊文
    • 雑誌名

      日本経済法学会年報 28号

      ページ: 1-19

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 日本の独禁法の実体規定の構造的な特徴について2006

    • 著者名/発表者名
      稗貫俊文
    • 雑誌名

      金沢法学 48巻2号

      ページ: 185-216

  • [学会発表] 日本の公正取引委員会の審判手続の改正の問題点2009

    • 著者名/発表者名
      稗貫俊文
    • 学会等名
      東アジア経済法国際シンポジウム
    • 発表場所
      札幌・北海道大学
    • 年月日
      2009-02-02
  • [学会発表] 音楽CD還流防止措置導入と競争政策との調整2007

    • 著者名/発表者名
      稗貫俊文
    • 学会等名
      本国際経済法法学会
    • 発表場所
      京都・同志社大学
    • 年月日
      20071100
  • [学会発表] 私的独占の総括的検討2007

    • 著者名/発表者名
      稗貫俊文
    • 学会等名
      日本経済法学会
    • 発表場所
      東京・青山学院大学
    • 年月日
      20071000
  • [図書] 競争法の東アジア共同市場2008

    • 著者名/発表者名
      稗貫俊文
    • 総ページ数
      1-225
    • 出版者
      日本評論社
  • [図書] 「『特許権の密林』と独占者の自由」21世紀COE知的財産研究叢書4『新世代知的財産法政策学の創成』(田村善之)2008

    • 著者名/発表者名
      稗貫俊文
    • 総ページ数
      173-187
    • 出版者
      有斐閣
  • [図書] 市場・知的財産・競争法2007

    • 著者名/発表者名
      稗貫俊文
    • 総ページ数
      1-220
    • 出版者
      有斐閣

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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