研究課題
1.一年目に引き続き、アジア・アフリカ地域における政治社会運動実態についての情報、資料を収集した。特に、現地の治安情勢の影響で全く国内メディアの収集が不可能であるイラクの現地発行アラビア語をデータベース化し、その定期的な収集を行った。そのために海外の研究協力者であるイラク戦略研究センターと情報交換を密接に行った。他方、それぞれの分担者は担当地域での海外調査を実施し、現地研究機関との共同研究を進めた。2.特にイラクにおけるトランスナショナルな政治運動の現状に焦点を当てて、6月12-13日に国際現代イラク研究学会と共催で、国際ワークショップをヨルダンにて実施した。その際、イラク在住および在外のイラク研究者を15-20名程度ヨルダンに招聘し、インテンシブなワークショップを開催した。それは国内での移動ができなくなっているイラク国内の知識人にとって、初めて他地域のイラク人学者と学問的交流を実現できる機会として貴重な学術交流を実現できた。イラク国外の研究者にとっては、イラク国内での研究動向に接する稀な機会となった。3 研究成果を広く大学院生、他学の研究者と共有するため、京都大学と共催で2008年2月1-2日、国際ワークショップを開催した。4 こうした研究活動を通じて、中東、アジア、アフリカ地域に広がるさまざまなトランスナショナルな社会運動の実態について、個別事例についての分析を進めた。その成果は、各分担者がそれぞれさまざまな分野で発表してきている。
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