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2006 年度 実績報告書

世界規模の社会参加・民主主義・社会関係資本指標の日本データ取得による分析研究

研究課題

研究課題/領域番号 18203033
研究機関東京大学

研究代表者

池田 謙一  東京大学, 大学院人文社会系研究科, 教授 (30151286)

研究分担者 西澤 由隆  同志社大学, 法学部, 教授 (40218152)
山田 真裕  関西学院大学, 法学部, 教授 (40260468)
谷口 尚子  帝京大学, 文学部, 専任講師 (50307203)
安野 智子  中央大学, 文学部, 助教授 (60314895)
キーワードアジアン・バロメータ / 社会指標 / 社会関係資本 / 民主主義 / 政治参加 / 信頼感 / 国際比較 / グローバル・バロメータ
研究概要

本研究は、世界規模で取得が予定されている社会-政治参加・社会関係資本・民主主義の関係性に関わる2つの比較研究の日本データを取得し、このことによって日本の責務を果たすと同時に、2つの調査をパネルデータで取得することのメリットを生かし、この可能性豊かな広領域での独自の貢献を目指すために共同研究を行うものである。平成18年度は、グローバル・バロメータのアジアグループの研究の一環たるアジアン・バロメータ研究第2波の日本データを取得した。ここで目的としたマイクロデータのサンプル数は、計画サンプル2500に対し、回収数1067であった(回収率42%)。世論調査環境の悪化で回収率が低下した中で、なんとか世界標準レベルのデータを確保しえたということである。データは次のような調査項目群を取得した:当該バロメータ研究の第1期と共通部分として、民主主義の意味についての自由回答、民主主義や民主化への賛否・支持・満足度、他の体制との比較優位性認知、制度への信頼感・一般的信頼感、政治参加・社会参加、政治関心・政治に関する日常会話・投票政党・政党支持・イデオロギー。経済評価。メディア接触。宗教的信念と宗教関連プラクティス。また今回の第2期調査ではさらに独自項目として次の項目を検討している:日常的な相互作用の中で発展する平等主義・公正・公平感・寛容性や、基本的な社会の安全性についての信念・認知、支配・統治の質の認知、社会の中の異質な集団・人種への同一性・寛容性認知である。これらを測定して、民主主義の質とその確保についての検討が国際比較の中で実施可能となるような項目群である。2007年夏にはアジアグループ内で共通データの集計と比較が行われる予定である。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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