研究課題
基盤研究(A)
分子集合体の化学に関する研究が盛んに行なわれ、多くの研究成果が報告されている。金属錯体の分野においても集積型金属錯体に関する研究が最近大きく進展している。しかし、単核錯体と集積型金属錯体の中間領域における物質の科学、特に動的機能を持つ材料の科学は必ずしも十分に進展しているとはいえない。そこで、本研究ではWheel 構造、グリッド構造、一次元構造を有する金属錯体クラスターの開発、特異な単一分子機能の発現(単分子磁石etc.)、動的機能を有する金属錯体クラスターの開発を目指し研究を行なう。ナノスケールで記録が可能なダイナミック金属錯体ナノ物質の開発を行なうことにより分子素子開発の基礎を築くことができる。
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