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2006 年度 実績報告書

多主体連携による地域まちづくりのための社会実験手法と支援システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18206064
研究機関早稲田大学

研究代表者

佐藤 滋  早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60139516)

研究分担者 土方 正夫  早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (60156594)
早田 宰  早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (80264597)
有賀 隆  早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60303658)
野嶋 慎二  福井大学, 工学部, 教授 (70303360)
饗庭 伸  首都大学東京, 都市環境科学研究科, 助手 (50308186)
キーワードまちづくり / データベース / ワークショップ / 住民参加
研究概要

1 「複数の地区まちづくりを複合・連携し、長期にわたる地域まちづくりをシミユレーシヨンする社会実験ゲーミングシステム」の開発:
今年度は私鉄沿線5駅にわたる範囲での広域社会実験を行い、ゲーミングのためのツールを作成した。また、地域別で、模型、CCDカメラ、3Dモデル等を用いた将来像を構築し、住民との社会実験の中で用いた。さらに、隣接地域でゲーミングの手法として、長期にわたるまちづくりをシミュレートする、震災後を想定した「復興過程体験ゲーム」を開発し、住民との社会実験に用いた。
2 地域まちづくり情報データベースシステムの開発:
地区特性に応じたタイプのまちづくり情報データベースの標準モデルを開発:今年度は、「タイプ2:新たな地区環境の変動をもたらす基盤整備事業が構想されていて、これに伴うまちづくり計画のさまざまな検討が進められている地域」を中心としてモデルを開発した。また、モデル開発のための調査として、サンフランシスコ近隣市におけるまちづくり情報データベースの開発者とのデータベースの可能性についての協議、及び近隣市へのヒアリング調査を行い、基本的な3つのサブ・データベースからなるまちづくり情報データベースのモデルを作成した。今後はこのモデルをGISと連動したプログラムとして構築する。
3 まちづくりのシナリオを進行管理するための社会的支援システムの構築に向けてのプラットフォームづくり:
まちづくりのシナリオの構築のために、時系列に従った行動計画の構築のための社会実験ワークショップを行い、上記のサブ・データベースモデルとの連携を行った。この中では、ケーススタディエリアにおけるまちづくりのステークフォルダーに対してヒアリング調査・アンケート調査を行い、将来像への期待と、地域のプラットフォーム構築に対する可能性を分析した。今後はこの結果をもとに、シナリオの進行管理手法を構築する。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 「地域づくりの場」としての中野区住区協議会の実態に関する研究2006

    • 著者名/発表者名
      田川絢子, 内田奈芳美, 佐藤滋
    • 雑誌名

      日本都市計画学会学術研究論文集 41-3

      ページ: 337-342

  • [図書] 復興まちづくりの時代2006

    • 著者名/発表者名
      佐藤滋, 真野洋介, 饗庭伸
    • 総ページ数
      130
    • 出版者
      建築資料研究社

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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