研究課題/領域番号 |
18206065
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
伊藤 毅 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (20168355)
|
研究分担者 |
吉田 伸之 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (40092374)
鈴木 博之 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00011221)
北村 優季 青山学院大学, 文学部, 教授 (20177869)
高村 雅彦 法政大学, 工学部, 准教授 (80343614)
松本 裕 大阪産業大学, 工学部, 講師 (20268246)
|
研究期間 (年度) |
2006 – 2008
|
キーワード | 都市イデア / 都市インフラ / バスティード / フエ |
研究概要 |
都市イデアの生成と変容に関する調査研究として、(1)フランス南西部バスティード調査、および(2)ベトナム・フエ調査を実施した。(1)はフランス南西部におよそ300分布する中世新都市バスティードのなかでとくに重要と思われる30都市を踏査し、さらにそのなかで都市イデアの生成の局面が明確にわかるソヴテール・ド・ルエルグ、モンフランカン、モンパジエの3都市を詳細に検討し、その成果は2009年8月伊藤毅編『バスティード-フランス中世新都市と建築』(中央公論美術出版)として公表した。(2)は19世紀初頭に建設されたフエの都城および周辺集落を対象とした調査で、伝統的なベトナムの流域居住と近代に導入された古代中国を都市イデアの変容過程が明らかになった。この成果が現在出版物として準備中である。また都市イデアの総論的な成果として吉田伸之・伊藤毅編『伝統都市1イデア』(東京大学出版会)および『伝統都市2権力とヘゲモニー』を2010年5月に刊行した。
|