研究課題
基盤研究(A)
植物の生育に合わせて溶出する肥効調節型肥料では、徐々に溶出するので"肥料焼け"を起こさず、根と接触させて施用できる。その結果、植物根は土壌を介さず直接肥料粒子から目的成分を効率良く吸収利用することができる。それ故、根と肥料粒子の接触面積を限りなく増やすことができれば、作物根は目的成分を最大限肥料から利用することが可能となり、肥料による環境汚染を防止することや農産物の品質改善ができる。そこでこのような接触施肥法による作物の肥料成分の直接吸収を最大にするために、1) 作物の根系と養分吸収利用、2) 作物の養分濃度耐性と養分吸収効率、3) 植物成長調節物質による植物根の増大、4) 根量増大遺伝子組換え植物の作出と養分利用率の改善、5) 栽培あ式と利用効率の改善、6) 栽培環境と養分利用効率などの関係を解明し、肥料利用率の飛躍的向上と目的成分の直接供給を図ろうとするものである。
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Soil Sci Plant Nutri., 54
ページ: 457-472
Xsoil Science and Plant Nutrition 52(6)
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