• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2006 年度 実績報告書

知識・技術・情報の地域・空間統合によるFC型農業経営の創出と新農業経営理論の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18208020
研究機関東京農業大学

研究代表者

門間 敏幸  東京農業大学, 国際食料情報学部, 教授 (30318175)

研究分担者 平尾 正之  東京農業大学, 国際食料情報学部, 教授 (90371856)
白石 正彦  東京農業大学, 国際食料情報学部, 教授 (30078159)
佐藤 和憲  (独)農業・食品産業技術総合研究機構, 中央農業総合研究センター, チーム長 (80355601)
伊藤 房雄  東北大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教授 (30221774)
堀田 和彦  九州大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教授 (00192740)
キーワードフランチャイズ農業 / 新農業経営理論 / 技術革新内在 / 情報統合 / 新世代農協 / ナレッジマネジメント / 技術革新
研究概要

本年度は、「農家主導型のFC農業経営」の実態,発展プロセスと課題ならびに今後の展開方向と政策的な支援方策の解明を,主として文献調査、実態調査に基づいて実施した。まず、文献ならびに実態調査からは、FC農業経営の発展がアメリカにおける新世代農協の発展に類似している点を整理するとともに、一般のレストランチェーン組織との大きな違いは、直営店方式での増殖に限界があるため、フランチャイジー形成での増殖が一般的であること、FC経営を管理運営するためのマニュアルの整備が不十分である点、カリスマ型経営者に依存した経営となっており、持続性面で問題があることが明らかになった。また、全国におけるFC経営の事例を収集分析した結果、様々な経営タイプがあり、一般経営学におけるFC経営の定義に従った分類が困難であり、新たな定義と分類基準が必要であることが明らかになった。また、FC経営の分析と類型化にあたっては、「技術革新のマネジメント」、「技術の標準化と普及」「ナレッジマネジメント」「マーケティング戦略」「情報処理手法を活用した新たな経営分析・診断技術の開発」に関する特徴を分析する必要があることが確認できた。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (6件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 都市における住民参加型農業の意義と発展可能性の解明 -農業体験農園経営者の意識特性に基づく-2007

    • 著者名/発表者名
      山田崇裕, 角田隆一, 門間敏幸
    • 雑誌名

      実践総合農学会誌 (報告論文掲載予定)

  • [雑誌論文] 酪農経営における作業役割分担とポジティブリスト2007

    • 著者名/発表者名
      堀田 和彦
    • 雑誌名

      農村研究 104号

      ページ: 54-64

  • [雑誌論文] 農業体験農園が利用者に及ぼす効果の解明-練馬区農業体験農園利用者の意識とその変化に基づいて-2006

    • 著者名/発表者名
      山田崇裕, 門間敏幸
    • 雑誌名

      農業経営研究 第44巻第1号

      ページ: 67-70

  • [雑誌論文] 「農場から食卓まで」の安全で安心できる豚肉供給システム構築の意義と課題-南州農場グループの取り組みから-2006

    • 著者名/発表者名
      伊藤 房雄
    • 雑誌名

      畜産の情報 No 203

      ページ: 4-17

  • [雑誌論文] 農協の現段階的特性とその改革の課題と論点2006

    • 著者名/発表者名
      白石 正彦
    • 雑誌名

      農林金融 2006年6月号

      ページ: 2-12

  • [雑誌論文] MOTの視点に基づく製品開発・技術開発の必要性2006

    • 著者名/発表者名
      後藤 一寿
    • 雑誌名

      農林業問題研究 42巻1号

      ページ: 123-127

  • [図書] バイオビジネス62007

    • 著者名/発表者名
      平尾正之, 門間敏幸, 大久保研治 他
    • 総ページ数
      227
    • 出版者
      家の光協会

URL: 

公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi