研究課題/領域番号 |
18208021
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
登尾 浩助 明治大学, 農学部, 助教授 (60311544)
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研究分担者 |
廣田 知良 農, 生系特産技研・生環部, 主任研究官 (20343949)
永田 修 農, 生系特産技研・生環部, 研究員 (90355462)
原口 暢朗 農, 生系特産技研・生環部, 室長 (30370620)
溝田 智俊 岩手大学, 農学部, 教授 (10089930)
今井 勝 明治大学, 農学部, 教授 (20125991)
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キーワード | 温室効果ガス / 亜酸化窒素 / メタン / 二酸化炭素 / 水田 / TDR / 簡易渦集積法 / モデル |
研究概要 |
(1)調査地の選定 4調査地の選定を行なった。タイ国では、カセサート大学カンペンサン校のキャンパス内に在る大学所有の水田に決定した。AC電源が既に確保できており、十分なフェッチも見込めることから決定した。九州では、九州沖縄農研センター筑後分場内の水田に決定した。AC電源が近くまで来ていることと十分なフェッチが確保できるので決定した。神奈川県では、平塚市の一般農家の水田を借り上げることにした。AC電源を既に設置した。さらに、十分なフェッチが確保できる。北海道でも一般農家の水田を借り上げることにした。AC電源が近くまで来ている上に、十分なフェッチの確保が可能である。 (2)選択的サンプリング渦相関法測定装置の組立と試運転 光音響式多種ガスモニターと3次元超音波風速計から構成される選択的サンプリング渦相関法測定装置を組立て、学内で試運転を行なった。一部改良を要するところが見つかったので、引き続き改良中である。 (3)TDR水分測定装置の組立とTDRプローブの製作 水分測定装置は、TDR水分計、TDR用マルチプレクサ、TDRプローブ、データロガーで構成した。土壌水分量・NO3濃度測定用に長さ15cm、30cm、45cm、60cmプローブを、また湛水深測定用に長さ60cmプローブを製作した。湛水深測定に対して実験的に測定可能であることを確認した。 (5)ポストドク研究支援者の雇用 若手研究者育成のために、ポストドク研究支援者を雇用した。引き続き雇用中である。 (6)既存モデルを使った管理法の開発 DeNitrification-DeComposition(DNDC)モデルを使って、CH_4、N_2Oの排出削減を目指した適切な管理法の開発が可能かどうかを引き続き検討中である。
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