研究課題
基盤研究(A)
バソプレッシン、ニューロテンシン、TRH によってオレキシン産生神経が活性化されることを明らかにした。また、オーファン受容体BRS-3によっても制御されている可能性を示した。それぞれの生理的意義に関しては、バソプレッシンによるオレキシン産生神経の活性化は絶水などにより、体内の水が不足したときに惹起される飲水行動や、水を探すための探索行動における覚醒を維持する役割を持っていることが明らかになった。一方、TRHによるオレキシン産生神経の活性化は、交感神経系の活性化を介する全身の基礎代謝の亢進に関わっており、体重の恒常性にも影響を与えることが明らかになった。また、オレキシン産生神経特異的にGABAB1受容体を欠損させたマウスは、睡眠・覚醒状態の顕著な分断化が起こっていた。このことから、睡眠・覚醒の制御におけるオレキシン産生神経上のGABAB受容体の重要性が示唆された。
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