研究課題
基盤研究(A)
双極性障害は、社会的影響の大きな疾患であるが、その研究は著しく遅れており、未だ精神疾患の特異的検査法は存在しない。1)双極性うつ病の鑑別(素因マーカー)、2)治療効果予測(薬物反応性マーカー)、3)再燃可能性の予測(うつ状態マーカー)が存在すれば、気分障害の臨床は大きく進歩するであろう。我々は、多くの網羅的遺伝子発現解析研究を通して、これらの素因/薬物反応性マーカー候補を得てきた。また、我々は周期的にうつ状態を呈する双極性障害モデルマウスを開発した。本研究の目的は、これまでに見出した遺伝子発現量、小胞体ストレス反応などの候補マーカーの有用性について検討すると共に、モデルマウスを用いて、新たなマーカー候補を同定し、その妥当性を臨床サンプルで確認することである。
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