研究分担者 |
永田 俊彦 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (10127847)
安孫子 宣光 日本大学, 松戸歯学部, 教授 (70050086)
山崎 和久 新潟大学, 教育研究院・歯学系, 教授 (00182478)
長澤 敏行 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (90262203)
日野 孝宗 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (20274102)
吉村 篤利 長崎大学, 医学部・歯学部・附属病院, 講師 (70253680)
島内 英俊 東北大学, 大学院・歯学研究科, 教授 (70187425)
小方 頼昌 日本大学, 松戸歯学部, 教授 (90204065)
沼部 幸博 日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (90198557)
野口 俊英 愛知学院大学, 歯学部, 教授 (50014262)
村上 伸也 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 教授 (70239490)
成石 浩司 岡山大学病院, 講師 (00346446)
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研究概要 |
我々は, 歯周病検査法としての歯周病原細菌に対する血漿IgG抗体価検査の有用性を検討した。P. gingivalis(Pg)などの4菌株を標的とした。また対象は慢性歯周炎患者549名とした。「BOP陽性率」および「4mm以上の歯周ポケットの割合」を各々3群に分類して各群の抗体価の有意差を調べた結果, Pgに対する血漿IgG抗体価は歯周病の悪化に相応して高値を示した。また「歯周基本治療後」群の抗体価(N=377)は, 「初診時」群の値と比較して4菌株すべての抗原において有意に減少した。すなわち, 本検査法は歯周病病態を評価し得る検査であると考える
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