研究分担者 |
大塚 和夫 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (70142015)
黒木 英充 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (20195580)
酒井 啓子 東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 教授 (40401442)
近藤 信彰 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 准教授 (90274993)
床呂 郁哉 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 准教授 (90272476)
中田 考 同志社大学, 神学部, 教授 (40274146)
新井 和広 慶應義塾大学, 商学部, 講師 (60397007)
山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 准教授 (50272480)
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研究概要 |
ムスリム(イスラーム教徒)を反米武装闘争(「テロ」)に駆り立ててきた/いる,ほとんど唯一の要因と思われる「イスラームフォビア(ムスリムへの迫害・攻撃)」意識の広範な浸透の実態とその要因,また「イスラームフォビア」として認識される具体的な事例は何かを地域毎に現地調査した。その結果,パレスチナ問題をはじめとする中東での紛争・戦争が世界中のムスリムに共通の被害者意識を与えていること,それゆえに反米武装闘争を自衛の戦いとして支持する者が多く,反イスラエル武装闘争を支持する者に至っては依然増加を続ける気配であることが明らかになった。
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