研究課題/領域番号 |
18251006
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
嶋田 義仁 名古屋大学, 文学研究科, 教授 (20170954)
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研究分担者 |
砂野 幸稔 熊本県立大学, 文学部, 教授 (60187797)
鷹木 恵子 桜美林大学, 国際学部, 教授 (60211330)
今村 薫 名古屋学院大学, 経済学部, 教授 (40288444)
菊地 滋夫 明星大学, 人文学部, 助教授 (60290988)
縄田 浩志 鳥取大学, 乾燥地研究センター, 講師 (30397848)
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キーワード | アフリカ / イスラーム / 白色系民族 / 黒色系民族 / 紛争 / 共存 / 宗教人類学 |
研究概要 |
研究計画一年目に当たる本年、合計14人による延べ18件の海外調査をおこなった。内研究分担者の海外調査9件、研究協力者である大学院生の調査は9件。地域的には西アフリカが9件、北アフリカが4件、東アフリカスワヒリ地域が3件、フランスでの資料収集1件、カナダでの学会参加が1件であった。 海外調査派遣先と調査内容一覧(下線部研究協力者) 西アフリカ:嶋田義仁(マリ北部トンブクトゥ調査、セネガル・マリ・セネガルの広域調査)、今村薫(マリ北部遊牧民トゥアレグ調査)、石山俊(ブルキナ調査)、中山千冬(セネガルにおける文学調査)、ウスビ・サッコ(マリの建築文化調査)、清水貴夫(セネガル・ムーリッド教団調査)、中山千冬(セネガルの文学調査)、ムサ・ダンベレ(マリの都市調査) 北アフリカ:鷹木恵子(チュニジアにおけるマイクロ・クレジット調査)、縄田浩志(アルジェリア)、苅谷康太(モロッコ、モーリタニアのイスラーム古文書調査)、大島圭子(モロッコ) 東アフリカ:菊池滋夫(スワヒリ地域広域調査)、中村亮(タンザニア・キルワ島調査)、高村美也子(ケニアにおける言語文化調査) フランス:縄田浩志(スーダン資料収集)(嶋田、今村、石山等もアフリカ調査の往復時調査) カナダ:鷹木恵子(マイクロ・クレジット学会参加) 本年の最大の成果はアフリカ・イスラーム圏における白色系民族と黒色系民族の最大の交流地域である北アフリカと西アフリカにおいて13件の調査を遂行できたことである。研究内容も文学、宗教から遊牧民調査と多岐にわたる。東アフリカ・スワヒリ圏においても広域調査と拠点調査が平行してできた。懸案のスーダン調査は予備調査にとどまった。
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