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2008 年度 自己評価報告書

先端的な科学技術を視点としたイスラム問題の系譜的かつ広域的な研究と将来の展望

研究課題

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研究課題/領域番号 18252002
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分海外学術
研究分野 科学社会学・科学技術史
研究機関早稲田大学

研究代表者

北村 歳治  早稲田大学, 国際情報通信研究科, 教授 (00329153)

研究期間 (年度) 2006 – 2009
キーワードイスラム / 科学技術 / IT / 系譜研 / 広域研究 / 同質化 / 多様化 / 社会
研究概要

本研究は、IT等の先端的な科学技術の利用がもたらす影響とその反作用等に着目してイスラム地域の分析を行い、今日のイスラム問題の展望を試みることを目的とする。そこで、1) イスラム世界が支えていた科学技術や情報交流の系譜を辿る、2) 先端科学の進展が引き起こす生活様式の同質化と多様化を社会・経済・文化問題の基層の動向から探る、という2点を研究の主軸にする。具体的には、1) では文献史学と物質文化研究との総合的な立場から、イスラムの技術革新の史的展開を考察し、2) では日本サイドにおいて既に根付いてしまっている諸前提の検証、現地の調査、現地研究者との情報交換と討議等を通しての動向分析を初年度からの3年間に亘って行い、4年目に3年間の調査成果を総合する。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2008 2007 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 図書 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 真珠の海 : 石油以前のペルシア湾2008

    • 著者名/発表者名
      保坂 修司
    • 雑誌名

      『イスラム科学研究』早稲田大学イスラム科学研究所 vol.4

      ページ: 1-42

    • 査読あり
  • [雑誌論文] パキスタン : シーア派宗教学院(マドラサ)の統計2007

    • 著者名/発表者名
      桜井 啓子
    • 雑誌名

      イスラム科学研究早稲田大学イスラム科学研究所 vol.3

      ページ: 99-103

    • 査読あり
  • [雑誌論文] エジプトにおける古代世界の変貌-イスラーム文明形成に至る生活文化の移相-

    • 著者名/発表者名
      長谷川 奏
    • 雑誌名

      『比較文明』比較文明学会 vol.24

      ページ: 48-64

    • 査読あり
  • [図書] 現代のイスラム金融2008

    • 著者名/発表者名
      北村 歳治・吉田 悦章
    • 総ページ数
      1-253
    • 出版者
      日経BP社
  • [図書] 砂糖のイスラーム生活史2008

    • 著者名/発表者名
      佐藤 次高
    • 総ページ数
      1-241
    • 出版者
      岩波書店
  • [備考] 北村歳治、長谷川奏「第8回 シンポジウム・イスラムとIT-イスラーム世界の経済と教育-」

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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