研究課題/領域番号 |
18255010
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研究機関 | 独立行政法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
津村 義彦 独立行政法人森林総合研究所, 森林遺伝研究領域, 室長 (20353774)
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研究分担者 |
岩田 洋佳 農業・生物特定産業技術研究機構, 中央農研, 主任研究員 (00355489)
戸丸 信弘 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (50241774)
谷 尚樹 独立行政法人森林総合研究所, 森林遺伝研究領域, 主任研究員 (90343798)
上野 真義 独立行政法人森林総合研究所, 森林遺伝研究領域, 研究員 (40414479)
ALFRED E.Szmidt 九州大学, 理学部, 准教授 (70325497)
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キーワード | フタバガキ科 / 遺伝構造 / 産地識別 / 系統地理 / 遺伝的多様性 |
研究概要 |
インドネシアの西カリマンタンのITCI社が保有するShorea leprosulaの検定林から材料の収集を行った。この試験地では産地のことなる5集団(Berau、Sentawar、Musrs Teweh(MTW)、Barabai、PT. ITCIKU)合計183個体から葉を採取した。またPT Barikupapan社の管理する検定林でもS.leprosulaの1産地(Keturunan)の集団57個体を採取した。これらの材料はシリカゲルと同封し乾燥させて、日本に持ち帰った。中央カリマンタンでは林業会社のLitbang Spt PTが管理しているShorea leprosulaの産地試験林の50個体から材料を収集した。昨年度、今年度収集した材料は収集した中央カリマンタンの2集団のS.leprosulaの材料とあわせて、DNA抽出を行った。またマレー半島では5集団(Sungai Udang、Sungai Menyala、Bukit Perak、Pasir Raja、Labis)からそれぞれ20個体で合計100個体を採取しDNAをマレーシア森林研究所で抽出し日本に持ち帰った。またESTベースのDNAマーカーについてはこのマーカーの多型のスクリーニングのためのパネルDNAをShorea leprosulaとS.parvifoliaでそれぞれ12個体づつ準備し多型のスクリーニングを開始した。
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