研究概要 |
証明スコア法における,(A)帰納法の適用法、(B)場合分けの方法、の二つの課題について、(1)データ型とプロセス型、(2)推論型検証と探索型検証、の2つの観点から、いままでに蓄積した事例を解析することを中心に研究を進め,提案している研究計画の妥当性を確認した.具体的には,以下を行った. [A]事例の解析:(a)事例における「帰納法の適用法」を「データ型とプロセス型」ならびに「推論型検証と探索型検証」の観点から分析した.(b)事例における「場合分けの方法」を「データ型とプロセス型」ならびに「推論型検証と探索型検証」の観点から分析した. [B]帰納法の適用法の定式化:[A]の事例の解析結果に基づき汎用的な帰納法の適用法を定式化した. [C]場合分けの方法の定式化:[A]の事例の解析結果に基づき汎用的な場合分けの方法を定式化した. [D]検証方法論の体系化:[B]と[C]の定式化にも基づき証明スコア法による検証方法論を体系化し,その正しさ(健全性)を証明した.
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