研究概要 |
本研究では、バイオメトリクス認証におけるテンフレート情報の漏洩という課題に対して、暗号ブロトコルを応用したゼロ知識証明の技術を適用して、認証に用いる生体情報を検証者に漏らすことなく、正しとく登録されている.2007年度はワークショップを含む次の研究打合わせ行った. 1. 2007年4月27日,キャンパス・イノベーションセンター,既存の生体情報の解析と2007年度活動案を作った. 2. 2007年6月8日,キャンパス・イノベーションセンター,ハフ変換,NFIS2の解析,Parm Secureの報告を行った. 3. 2007年7月27日,静岡大学,Fuzzy sketch研究紹介と多層ニューラルネットワーク評価の報告を行った. 4. 2007年9月10日,キャンパス・イノベーションセンター,位相限定相関を用いたプロトコルと紛失通信プロトコルに基づく方式の検討を行った. 5. 2007年10月2日,キャンパス・イノベーションセンター,区間のZXIPを用いた生体認証方式の改良を検討し,東北大学 大学院情報科学研究科 伊藤 康一先生を講師として招聘し,位相限定相関法についての講演を行った. 6. 2007年11月15日,キャンパス・イノベーションセンター,日立製作所の高橋健太氏をゲストに招いて,区間のZXIPを用いた生体認証方式の改良(SITAHA 発表論文)の議論,バイオメトリクスに関する情報処理学会セミナーの報告を行った. 7. 2007年12月21日,静岡大学西垣研究室,SCIS で発表予定の議論ZKIPとほぼ同等の安全性を有する効率的なリモート生体認証,秘密計算に適した距離の使用によるリモート生体認証について議論した. 2008年2月26日〜27日,リゾナーレ,2007年度の活動についてのワークショップ開催した.主な議題は「証明可能安全性にたいする批評」,「隆線角度抽出アルゴリズムについての解説」,「秘密文章検索とFuzzy Vault 相性について」,「多重位相限定相関を利用したオンライン生体認証について」などであった.
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