研究課題
基盤研究(B)
アニメ制作支援ツールの包括的構築を目的とし、大きく、以下の2点について成果を挙げている。I.樹木および草を中心とする背景要素に関する実時間シミュレータのアニメ制作支援ツールへの展開。すでに研究代表者らが開発している樹木同士の微妙な影響を表現しうる「物理シミュレーションに基づく風に揺れる樹木のリアルタイムシミュレータ」をアニメ制作者が使いこなせるようにするために様々な改良を加えた。具体的には、以下のような項目が実績として挙げられる。(1)PCクラスタを用いた分散レンダリングシステムの開発。100本を超える樹木を含む大規模森林シミュレーションの実現。(2)風の時間及び空間変化を簡便に入力・制御できる手書き入力インターフェースの開発。(3)風及び樹木の剛性の変更による樹木の動きの変化をリアルタイムに確認・修正できる風の可視化システムの開発。(4)葉の法線ベクトルを球体に近似させる手法に基づいた任意の作風を表現可能なアニメ調のレンダリング技法の開発。静止状態での「任意の作風の再現」を行うだけで、作風を維持したままアニメーションの生成が可能。II.容易なキャラクタ作成システムの開発。具体的には、以下の項目が挙げられる。GFFD(独自の空間変形手法)に基づく個人の顔形状の復元、筋束に基づく筋肉モデリングなど。
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すべて 雑誌論文 (12件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (14件) 備考 (1件)
精密工学会論文誌 74(8)(未定)
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Journal of Information Processing Society of Japan 1489-1499 Vol.49 3)
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Journal of the Japan Society for Precision 1362-1368 Vol.73 12)
電子情報通信学会論文誌 J89-D(5)
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The IEICE Transactions on Information and Systems 1019-1035 Vol.J89-D 5)
Computer & Graphics (Elsevier Journal) Vol.30
The IEICE Transactions on Information and Systems Vol.J89-D 9)
http://www.tuat.ac.jp/~kitajima/Levante/
