研究課題/領域番号 |
18300068
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
栗山 繁 豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (20264939)
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研究分担者 |
持丸 正明 独立行政法人産業技術総合研究所, デジタルヒューマン研究センター, 副センター長 (90358169)
大渕 竜太郎 山梨大学, 医学工学総合研究部, 教授 (80313782)
青野 雅樹 豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (00372540)
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キーワード | コンテンツ・アーカイブ / デジタルヒューマンモデル / 3次元データ検索 / 分類規則導出 / 動作データのアニメ化 / 複合特徴量 |
研究概要 |
1. 3次元人体動作データに関する技術 動作データ利活用の基盤技術として、ブースティングと呼ばれる学習手法と識別子のカスケード状接続を用いた動作データの高速な検索技術を開発し、その成果を国内の学会で発表した。また、同学会においてパネル討論会「モーションキャプチャ技術の今後と新エンターテイメントの展望」を主催し、動作データの技術に関する最新動向の啓蒙と、意見交換および交流の場を設けた。さらに、動作データをアニメーション風の動きに変換するシステムを用いてアニメーション制作会社と共同して、テレビ番組として放映されるアニメーション作品を制作した。(栗山) 2. 3次元人体形状データに関する技術 視覚的に顕著な局所的特徴を用いた検索手法と、セマンティク(意味)に基づく多様体学習を用いた検索結果のランキング手法、およびスケール量に対して不変な特徴量変換アルゴリズムを用いた複数の特徴量に基づく検索技術を開発した。また、これらの手法を3種の国際会議で発表した。(大渕) これまで研究開発した複合特徴量を用いた3次元形状類似検索に関する研究成果をまとめて論文誌に投稿し、出版された。また、この手法を隣接面情報に基づく類似検索手法へと拡張させ、その成果を国内の学会で発表した。(青野) 手指の形状データを解析し、その標準的な寸法や変動軸を解析し、手で操作する製品の設計に利用するシステムを統合的なデジタルヒューマンプラットフォームシステムとして開発した。(持丸)
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