| 研究分担者 |
林 春男 京都大学, 防災研究所, 教授 (20164949)
川方 裕則 立命館大学, 理工学部, 准教授 (80346056)
浦川 豪 京都大学, 生存基盤科学研究ユニット, 助教 (70379056)
立木 茂雄 同志社大学, 文学部, 教授 (90188269)
佐土原 聡 横浜国立大学, 大学院・環境情報研究院, 教授 (90178799)
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| 研究概要 |
平成20年度ではこれまで防災研究所内において実験的に活用し、問題点の改善及びシステムの向上を図ってきたクロスメディアデータベース(データベーススキーム、メタデータカタロギングシステム、及び情報検索・表示アプリケーション)を自治体や防災分野の研究者に活用してもらい、そこから得るフィードバックを元に、データベーススキーム、アプリケーション、また統制語彙をも含めたメタデータに関する開発等を実用に向けて完成させた。
(1) 自治体におけるクロスメディアデータベースのコンテンツ作成(京都大学:吉富,京都大学:浦川,京都大学:林)
クロスメディアデータベースを使い、平成19年能登半島地震発生以来輪島市役所の災害対応業務においてこれまで作成、活用された全てのデータ及び既存のGISデータを対象とした整備、またそれらのデータについてのメタデータ及びリレーションシップに関するコンテンツ作成を行った。また同様に、柏崎市役所においてもクロスメディアデータベースを使った、平成19年新潟県中越沖地震の災害対応業務に関するデータ及びメタデータのコンテンツ作成と検証を行なった。
(2)クロスメディアデータベースの実証試験(京都大学:吉富,京都大学:浦川,京都大学:林)
クロスメディアデータベースシステムのプロトタイブを防災分野の研究者に実践的に活用してもらい、データベーススキーム、リレーションシップ、メタデータカタロギングシステム、時間・空間・テーマに基づく情報検索を含む検索・表示アプリケーション、また統制語彙やシソーラスの定義等に関する問題点や改善すべき点を吟味し、情報の検索・表示を包括的に、また効果的に行うための標準的なシステムとして完成させた。
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