電気刺激電極に変わる神経インターフェイスとして、神経伝達物質を神経に投与する集積化マイクロポンプの開発を目的とする。 (1) 小型化・集積化が可能なチップ型電気化学マイクロポンプの開発 水の電気分解を駆動力とする電気化学マイクロポンプと、伝達物質溶液を逐次補充するための電気化学バルブを内蔵したチップを開発する。 (2) マイクロポンプによる神経シグナル制御電気化学マイクロポンプによって、神経細胞を刺激し、膜電位シグナルを制御する。 (3) 神経ネットワークを検出できる膜電位イメージング法の開発 マイクロポンプによる神経ネットワーク制御を評価するため、神経細胞膜電位変化を追跡できる膜電位イメージング法を確立する。
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