研究課題/領域番号 |
18300182
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
上月 正博 東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70234698)
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研究分担者 |
金澤 雅之 東北大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (60282050)
伊藤 修 東北大学, 病院, 准教授 (00361072)
佐藤 寿伸 東北大学, 病院, 准教授 (50312583)
高木 理彰 山形大学, 医学部附属病院, 准教授 (40241707)
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キーワード | 腎臓リハビリテーション / 進行性腎疾患 / 長期的運動 / 分枝鎖アミノ酸 / アンジオテンシンII受容体拮抗薬 / 賢保護効果 / 運動耐容能改善効果 / 降圧効果 |
研究概要 |
雄性Wistar-Kyotoラットを手術し、5/6腎摘除慢性腎不全モデルを作成した。ラットを以下の7群に分け、12週間にわたって治療した。1)非治療(C)群、2)分枝鎖アミノ酸(0.375g/日、経口摂取、B)群、3)バルサルタン(10mg/kg/日、内服、V)群、4)長期的運動(トレッドミル運動、速度20m/分×60分/日×5日/週、E)群、5)V+E群、6)V+E+B群、7)偽手術(S)群。2週間毎に、収縮期血圧(SBP)、体重、24時間尿蛋白排泄量(UP)を測定し、最終日に血清クレアチニン(Scr)、血液尿素窒素(BUN)を測定した。また、ヒラメ筋を採取し、筋線維組成を解析した。 C群のSBP、UP、Scr、BUNはS群に比較して有意に高値を示した。一方、C群に比較して、V群のSBPとUP、E群のSBP、V+E群のSBPとUPは有意に改善した。特に、V+E+B群ではこれらに加えてScrとヒラメ筋のタイプI筋線維比が有意に改善した。 以上より、慢性腎不全モデルラットにおいて、長期的運動、バルサルタン、分枝鎖アミノ酸の併用療法は、血圧をコントロールし、腎を保護しながら運動耐容能を改善させ得ることが示唆された。
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