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2007 年度 実績報告書

ロボット型免荷式歩行訓練システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18300185
研究機関芝浦工業大学

研究代表者

山本 紳一郎  芝浦工業大学, システム工学部, 准教授 (30327762)

研究分担者 米田 隆志  芝浦工業大学, システム工学部, 教授 (90011030)
赤居 正美  国立身障者リハビリセンター研究所, 運動機能系障害研究部, 研究員(部長) (80143452)
中澤 公孝  国立身障者リハビリセンター研究所, 運動機能系障害研究部, 研究員 (90360677)
キーワードリハビリテーション / 国際協力 / 再生医学
研究概要

国リハ研究所でLOKOMATがすでに稼動できる状態にあり,科研費補助金の採用決定と同時に研究を開始できた.導入されたLOKO岨Tでは,欧米人の体型にあわせた設計であるため,特に日本人の障害を持った高齢者の身体的特性が仕様から外れていた.日本人仕様にするため,開発元であるスイス・HOCOMA社のCEOであるGery Colomo氏に協力を要請し,その対策を検討した.その結果,Hocom社で開発中である小児障害者用のデバイスを日本人用に適用できるのではないかという結論となったが,本研究の予算では購入不可能であるため,今後,他の研究費の獲得によって,小児用デバイスを導入することを目指すこととなった.しかしながら,Hl9年度末時点では,そのための研究助成金の採択は得られていない.今後もさらなる研究費の獲得を目指して,様々な研究助成に応募していく予定である.また,日本人用ソフトウェアの開発のため,HOCO漁社からユーザインターフェイス部(GUIIのソフトウェア提供の協力を得ることができたので,それをもとにGUIを改良した.並行して,足関節スティフネスの調節機構および反射計測装置の開発を進めている.Hl6年度から予備研究をスイス・バルグリスト脊損センター研究所で行ってきたので,その基礎データをもとに,日本で使用できる計測デバイスを設計,開発を進めている.Hl9年度では,Hl8年度に作成した装具部を用いて動作実験を行う予定であったが,装具部の不具合により,制御系およびソフトウェアの開発が遅れ,動作実験ができていない状況である.また,生理学的な訓練理論より,アキレス腱にかかる張力の求心性入力が脊髄中枢への重要な指標であることから,アキレス腱にかかる張力を簡便に計測できる方法を開発することに着手した.これらの計測\デバイスを訓練システムに組み込むことを目指す

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (5件)

  • [学会発表] 歩行中のヒラメ筋H反射変調における体牲感覚の影響2008

    • 著者名/発表者名
      藤田 雅子, 山本 紳一郎, 他5名
    • 学会等名
      人と福祉を支える技術フォーラム
    • 発表場所
      東京,お茶の水女子大学
    • 年月日
      2008-03-01
  • [学会発表] 歩行中のヒラメ筋H反射変調における体性感覚の影響2008

    • 著者名/発表者名
      西井 崇浩, 山本 紳一郎, 他2名
    • 学会等名
      人と福祉を支える技術フォーラム
    • 発表場所
      東京,お茶の水女子大学
    • 年月日
      2008-03-01
  • [学会発表] 手関節屈筋宜・反射に対する受動ステッピングの影響2008

    • 著者名/発表者名
      喜多 村拓, 山本 紳一郎, 他4名
    • 学会等名
      第20回日本機械学会バイオエンジニアリング講演会
    • 発表場所
      東京,芝浦工業大学
    • 年月日
      2008-01-25
  • [学会発表] 歩行中のヒラメ筋H反射変調の機序2008

    • 著者名/発表者名
      藤田 雅子, 山本 紳一郎, 他5名
    • 学会等名
      第20回日本機械学会バイオエンジニアリング講演会
    • 発表場所
      東京,芝浦工業大学
    • 年月日
      2008-01-25
  • [学会発表] ヒト歩行時の伸張反射計測システムの開発2008

    • 著者名/発表者名
      斎藤 英朗, 山本 紳一郎, 他1名
    • 学会等名
      第20回日本機械学会バイオエンジニアリング講演会
    • 発表場所
      東京,芝浦工業大学
    • 年月日
      2008-01-25

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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