研究概要 |
社会の高齢化が進行する中, 高齢者の介護・支援のための機器のニーズがより一層高まっている.そのような機器には, 人の内部状態を正確に推定し, それに基づく動作設計手法が必要とされる. しかしながら, 運動時の人の状態を推定し,運動を支援するための手法については確立されていない. そこで, 本研究では, リハビリやトレーニングへの応用を念頭に置いたパワーアシストについて研究を行う. 人間の筋活動に注目し, 人間の筋肉とパワーアシストを行うアクチュエータの人工筋とを統合するヒューマンモデルを構築し,これを基に身体運動時の筋力設計を可能とする手法の確立をめざす.
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