研究課題
基盤研究(B)
本研究は、高齢ドライバーを対象とした安全教育プログラムの開発を目的として行われた。教育目標は、ドライバー自身の正しい自己評価力を高めることにより、加齢による心身機能低下からくる運転適性の問題を自ら理解し、安全のための補償行動を自らが獲得できるように援助することを目指している。認知心理学の知見を援用すれば、メタ認知技能の向上を目指している。本研究では、このメタ認知技能訓練プログラムをコーチング技法を用いて試作した。高齢ドライバー55名(平均年齢74.7歳:69~85歳;男性48名、女性7名)を対象にして教育が実施され、教育の前後に実走行テストを行った結果、教育実施群において運転行動の安全度が有意に高まる結果が得られた。また、指導員による運転行動評価と教育参加者自身の自己評価を比較すると、教育前で認められた参加者の過大評価傾向が教育後において有意に減少を示した。
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