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2007 年度 実績報告書

知の構造化に基づく聴覚障害学生のためのキーワード提示に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18300261
研究機関筑波技術大学

研究代表者

加藤 伸子  筑波技術大学, 産業技術学部, 准教授 (90279555)

研究分担者 内藤 一郎  筑波技術大学, 産業技術学部, 教授 (00237182)
村上 裕史  筑波技術大学, 産業技術学部, 准教授 (20219900)
河野 純大  筑波技術大学, 産業技術学部, 准教授 (90352567)
若月 大輔  筑波技術大学, 産業技術学部, 助教 (50361887)
キーワードユーザインタフェース / 障害者支援 / コミュニケーション支援
研究概要

本研究課題は講義の全体像や関連性が把握でき知の構造化を支援するキーワード可視化方法、ならびに講義中に活用できるキーワード入力方法を検討し、高等教育に適した聴覚障害学生へのキーワード提示システムを開発しようとするものである.
今年度は,キーワードに関する基礎的な検討結果をふまえて,以下の項目の検討、試作した.
1.表示方式の比較検討
キーワードを入力した際,キーワード,辞書,キーワード・マップの3つを表示できるソフトの改良を行い,マップ方式の比較検討を行った
2.入力方式の検討,試作
入力方式について,マップよりの選択方式,音声入力によるキーワード入力の2つの方法を検討し,試作した.音声入力では市販の音声認識ソフトの連携により,コマンドモード,連続音声認識モードの2種類の方法が可能である.さらにキーワード部分のみの音声認識を用意にするためのフットスイッチを用意した.これにより,講師が手話を行いながらキーワードを発生した場合の誤入力を軽減させることができる.
また,キーワードの履歴や,他の資料からが利用できる場合の入力方法を試作し,キーボードからの入力,履歴を利用した場合の入力,資料を利用した入力,履歴と資料を利用した入力の4方式の入力速度,入力しやすさを比較する実験を行った.
3.小型モニタによる表示の検討
キーワードを提示させる方法として,プロジェクター等の大スクリーンに投影する方法と,小型モニタに個別に表示させる方法が考えられる.小型モニタに個別に表示させる場合の表示方法,表示画面サイズ,利用しやすさ,設置の容易さ,などの検討を行った.

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 聴覚障害学生のための講義におけるキーワード提示の基礎的検討2008

    • 著者名/発表者名
      加藤伸子
    • 雑誌名

      電子情報通信学会技術報告 ET2007 Vol.107, No.462

      ページ: 71-76

  • [雑誌論文] 講義保障における聴覚障害学生と手話通訳者へのキーワード提示の効果に関する検討2007

    • 著者名/発表者名
      加藤伸子
    • 雑誌名

      ヒューマンインタフェースシンポジウム2007論文集

      ページ: 451-456

  • [雑誌論文] 聴覚障害者の情報保障におけるパソコン要約筆記入力者に対するキーワード提示2007

    • 著者名/発表者名
      加藤伸子
    • 雑誌名

      ヒューマンインタフェース学会論文誌 Vol.9, No.2,

      ページ: 125-134,

    • 査読あり

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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