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2006 年度 実績報告書

算数・数学における学習過程評価のための適応型コンピュータテスト開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18300271
研究機関国立教育政策研究所

研究代表者

安野 史子  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 主任研究官 (00370081)

研究分担者 中村 直人  千葉工業大学, 情報科学部, 教授 (20201676)
辻 宏子  北海道教育大学, 教育学部釧路校, 助教授 (20374754)
釈氏 孝浩  文教大学, 情報学部, 教授 (00216144)
萩原 康仁  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 研究員 (30373187)
佐久間 拓也  文教大学, 情報学部, 助教授 (10255060)
キーワード科学教育 / 教育工学 / CAT
研究概要

本研究では,個に応じた指導の充実のための教材・学習評価・個に応じたフィードバックを支援する環境と指導方法の開発を行うことが大きな目標である.その中で,本研究の具体的な目的は,算数・数学分野の問題解決の特徴を考慮し,「ペーパーテストではできない思考過程を評価する」,「算数・数学項目の分野・領域・内容に整理されたテスト間題の作成する」,「被験者(中学・高校生)のコンピュータ利用に対するストレスの軽減を目的としたタッチパネル利用する」,「学習者へのフィードバックを教師に明確に示す工夫を行う」といった新たな手法を具備したインターネットを利用した「適応型コンピュータテスト(Computerized AdaptiveTest,以下CAT)」を開発することである.
3年計画の初年度となる本年度においては,研究遂行のための資料収集を行ったり,専門家からの意見を聴取したりしながら,CATシステムの基本設計および開発・検討を行った.また,間題項目開発については,ペーパーテストではできない間題を中心とした開発・検討を行い,作成した項目を実例として,デジタルコンテンツとして具体的に実装する手法の開発・検討を行った.
次年次以降は,統計モデルの開発・検討およびCAT出題アルゴリズムとアイテムバンクの設計を行うと伴に,本年度の成果を受けて,システム拡張,項目追加を行い,実証実験を行えるよう整備し,実証実験を行いながら,システムの改良等を行うことが研究内容となる.

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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