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2008 年度 実績報告書

算数・数学における学習過程評価のための適応型コンピュータテスト開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18300271
研究機関国立教育政策研究所

研究代表者

安野 史子  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター基礎研究部, 主任研究官 (00370081)

研究分担者 中村 直人  千葉工業大学, 情報科学部, 教授 (20201676)
辻 宏子  北海道教育大学, 教育学部・釧路校, 准教授 (20374754)
キーワード科学教育 / 数学教育 / CAT
研究概要

昨年度に引き続き,数と計算分野において,計算式を自動生成し,タブレットPCを用いた手書き入力により計算過程を記録し,最終的な結果を数値として認識し正誤判定するテストシステムを改良した.また,今年度はとくに,図形分野におけるタブレットPCによるシミュレーション形式の入力方法を検討し,作成した.本手法では,,RIA (Rich Internet Application)のフレームワークであるMicrosoft Silverlight2を用い,一般のPCの画面上と同様にWeb上でページ遷移なく図形の回転,移動,縮小拡大などが行えるので,例えば,点対称,線対称の問題において,解答者は図形の周囲をペンで囲んで選択し,回転させて,元の図形と一致するかを調べることで解答を得るなどのシミュレーション的な解答を行うことが可能である.さらに,手描き図形に対し,同じ長さの辺や,同じ角などの数学的記号をペンで記述することで,図形を整形するインターフェースも作成し,描画による図形の入力も可能とした.
テストシステムとして,アイテムバンク,アイテム選択などの機能を持つWebアプリケーションを作成し,基本的な動作実験を行った.アイテムバンクの作成においては,問題のテンプレートを用意し,数値的な変更を行うことで大量の問題を作成した.また,(3)に記述したようなシミュレーション型の問題についての評価方法について検討を行った.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] TabletPCを用いた数学図形問題の入力方法の検討2008

    • 著者名/発表者名
      遠西学, 中村直人
    • 雑誌名

      電子情報通信学会技術研究報告信学技報 Vol. 108 No. 315

      ページ: 33-36

  • [学会発表] TabletPCを用いた数学図形問題における入力インタフェースの設計2009

    • 著者名/発表者名
      遠西学, 中村直人
    • 学会等名
      電子情報通信学会2009年総合大会
    • 発表場所
      愛媛大学
    • 年月日
      2009-03-18

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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