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2008 年度 実績報告書

メディア統合型LMSを用いた遠隔大学院の教育システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18300287
研究機関岐阜大学

研究代表者

加藤 直樹  岐阜大学, 総合情報メディアセンター, 教授 (30252117)

研究分担者 石渡 哲哉  岐阜大学, 教育学部, 准教授 (50334917)
今井 亜湖  岐阜大学, 教育学部, 准教授 (50367083)
村瀬 康一郎  岐阜大学, 総合情報メディアセンター, 教授 (80150027)
益子 典文  岐阜大学, 総合情報メディアセンター, 教授 (10219321)
松原 正也  岐阜大学, 総合情報メディアセンター, 准教授 (80281046)
キーワード遠隔教育 / LMS / 教育メディア / 教育システム
研究概要

遠隔大学院におけるカリキュラム運用のキューブモデルとして開発してきた第二次モデルを実際のカリキュラムに適用し,働きながら学ぶ現職教員等の指導を対象として実践と検証を継続しつつモデルの改善を進めた。
とくに,修士論文への取組は,働く場を常に対象として所有し,これをフィールドとして実践研究を推進することが特徴となる。この実践研究の中核に位置づくのは修士論文指導であり,その指導方略に合わせたメディア統合型LMSの活用を実践し実証的にモデル開発を進めた。専門科目等は同時・双方向のテレビ会議システムを利用してきたが,修士論文に係るゼミにおいても同様の手法を基本とすること,レポート提出や指導はLMSの掲示板などを使用するが複数の院生に対する指導方略について検討が必要となることを示してきた。
さらに,この過程で実践研究のフィールドを働く場にもつことを意味づけた「実践研究者としての教師」を育成する人材像として,この姿を修了後も持続させることを意図した先輩モデルを導入したカリキュラムについて検討した。社会人が働きながら大学院で学ぶという特性を積極的に活かすには働く場を実践研究フィールドとしその環境に大きく手を加えることなく遠隔大学院を寄り添わせることのできるカリキュラムの理念を提示した。さらに,メディア統合型LMSの全学的な普及状況を分析し,指導する大学教員にとっては遠隔大学院に特別な教育環境に留まるものでないことを示した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] AIMS-Gifuの教育改善に関する調査分析(1)-利用初期の教員・学生の活用状況-2009

    • 著者名/発表者名
      興戸律子, 加藤直樹, 村瀬康一郎
    • 雑誌名

      岐阜大学カリキュラム開発研究 26-1

      ページ: 138-144

  • [雑誌論文] 実践研究者としての現職教師を育成する夜間・遠隔大学院のカリキュラム2008

    • 著者名/発表者名
      加藤直樹, 益子典文, 村瀬康一郎
    • 雑誌名

      日本教育情報学会年会論文集24 24

      ページ: 62-65

  • [雑誌論文] 全学的教育基盤としての教育マネジメントシステムの開発(1)2008

    • 著者名/発表者名
      加藤直樹, 村瀬康一郎, 興戸律子
    • 雑誌名

      日本教育情報学会年会論文集24 24

      ページ: 188-189

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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