研究分担者 |
須貝 俊彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (90251321)
小口 高 東京大学, 空間情報科学研究センター, 准教授 (80221852)
海津 正倫 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (50127883)
辻本 哲郎 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (20115885)
小荒井 衛 国土地理院, 地理地殻活動研究センター, 室長 (50419876)
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研究概要 |
従来のハザードマップは, 均等メッシュ単位で計算された, 極めて数値解析的なものが多く, 土地条件等の詳細な空間地理情報が有効に利用されていない. また災害が起きる自然条件に関する背景や, 動的なイメージを表現していない. こうした問題を解決するため,(1) GISをベースとした詳細土地条件情報の土地脆弱性評価への活用法,(2) 動的な災害像のイメージトレーニングを支援するためのプロトタイプシステム,(3) 活断層を理解するための情報ステーションについて検討した. さらに,(4) 地域防災力向上の取り組み現場において現状のハザードマップの問題点と改善点を整理し,(5) 地形発達史を考慮したハザードマップ作成という新展開を試みた.
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