研究概要 |
地震調査委員会が公表してきた全国の主要活断層(帯)の長期評価のうち, 大地震の発生確率が高く, 要注意とされた長大活断層を主な対象として, その活動域区分や活動履歴を調査研究し, これらの高精度化を目指した. 長野平野西縁, 境峠-神谷, 邑知潟, 根尾谷(濃尾), 養老-桑名, 鈴鹿山脈東縁, 三方, 琵琶湖西縁, 山崎, 中央構造線(和泉山脈南縁), 別府湾-九州中央部などの活断層(帯)について, トレンチ掘削調査や野外地形・地質調査を実施して, より詳細な活動履歴を明らかにした.
|