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2007 年度 実績報告書

在外古地図とスクールアトラスでの地名表記とその地理教育への適用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18300317
研究機関帝京大学

研究代表者

田辺 裕  帝京大学, 経済学部, 教授 (00012394)

研究分担者 谷治 正孝  帝京大学, 文学部, 教授 (70015577)
滝沢 由美子  帝京大学, 文学部, 教授 (40349296)
渡辺 浩平  帝京大学, 文学部, 准教授 (10256084)
キーワード国際情報交換 / ロシア / 古地図 / 地名表記 / 地理教育 / 日本海
研究概要

昨年度のオランダ、イギリス、ポルトガル、フランス、にひきつつき、今年度はロシアにて出張調査を行った。モスクワとサンクトペテルブルグにて各地での国立図書館、大学等のアーカイブ※に所蔵の17世紀から20世紀初頭にかけての日本地図や周辺海域の海図およびアトラス類(できる限り原典、もしくはそれに近いコピー)を閲覧、年代確認や撮影を行った。多くの方の協力により、地理学協会の蔵書など原則一般公開されていないものも含め多くの貴重な資料を調査できた。
古書店や書店を訪問し在架の日本周辺の地図について調査した過程ではクルーゼンシュテルンの航海記の新版などを入手することができた。アメリカ国会図書館所蔵の地図資料に関しては多くが電子化されており本研究の対象となるものを入手した。日本海海域の表記は一部に「朝鮮海」(Koreiskoe More)などの例があるものの、ほとんどが「日本海」(Yaponskoe More)であった。また東シナ海海域を「東海」(Bostochnoe More)とするものが散見された。
また、ロシア中等教育でのスクールアトラスならびに教科書を各種入手し、地理教育における「日本海」の取り扱いについて現状を把握した。
※訪問調査した主なアーカイブは以下のとおりである:モスクワ国立図書館、ロシア科学アカデミー地理学研究所モスクワ支部、ロシア科学アカデミー図書館、サンクトペテルブルグ国立図書館、海軍省公文書館、海事博物館、東洋学研究所図書館、ロシア地理学協会

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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