研究課題/領域番号 |
18300318
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
矢野 桂司 立命館大学, 文学部, 教授 (30210305)
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研究分担者 |
中谷 友樹 立命館大学, 文学部, 助教授 (20298722)
磯田 弦 立命館大学, アジア太平洋大学・アジア太平洋学部, 専任講師 (70368009)
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キーワード | ジオデモグラフィクス / 地理情報システム / 国勢調査 / 小地域統計 |
研究概要 |
本年度は、日本のジオデモグラフィクスの構築・表示のための準備と、国際比較のためのデータ収集を主に行った。その研究実績は以下のようである。 1.日本のジオデモグラフィクス (1)1995年・2000年国勢調査小地域統計の町丁・字等集計のデータベースの整理 (2)日本の代表的なジオデモグラフィクスの入手:MosaicJapan(Experian社)、Cameo(GMAP社)を入手し、GIS化を行った。 (3)ジオデモグラフィクスの地図化システムの構築:Google MapsやGoogle Earthを用いた、ジオデモグラフィクスの表示システムを構築した。 2.海外のジオデモグラフィクス (1)英国のセンサスデータのダウンロード(Output Areas)、MosaicUK(Experian社)の購入、英国における (2)米国のセンサスデータのダウンロード(Group Blocks)、MosaicUS(Experian社)の購入、Tapestry(ESRI社)の地図化 (3)アイルランドのセンサスデータの調査(アイルランド国立大学Maynooth校NCG)、MosaicRepublicOfIreland(Experian社)の購入 3.ジオデモグラフィクス研究の動向調査 (1)8月中旬に、米国センサスおよびジオデモグラフィクスの状況を調査するために、ESRI User Conferenceに参加し、米国センサス局と、Tapestryの開発者***と意見交換を行った。 (2)英国センサスおよびジオデモグラフィクスの状況を調査するために、ロンドン大学UCLのCASAにおいて、Paul LongleyやRichard Webberらとの意見交換を行った。 (3)アイルランド・センサスおよびジオデモグラフィクスの状況を調査するために、アイルランド国立大学Maynooth校NCGにおいて、A.Stewart FotheringhamやMartin Charltonらとの意見交換を行った。 4.ジオデモグラフィクス・セミナーの開催 UCLのRichard Webber教授とMaurizio Gibin博士を招聘し、京都と東京でセミナーを開催した。
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