研究課題
基盤研究(B)
北太平洋高度海域の沿岸・外洋において、地球温暖化抑制物質であるDMS(ジメチルサルファイド)濃度について、植物プランクトン・クロロフィル・色素データと炭酸物質等とともに、世界で初めての周年規模の時系列観測を試みた。その結果、DMSの北太平洋における月別の詳細な空間分布を描き出すことに成功し、さらに、北太平洋全体でその表層濃度ならびに大気への逃散速度がここ30年で増加して傾向にあることを明らかとした。
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