研究課題
基盤研究(B)
岐阜大学高山試験地の落葉広葉樹林において、放射性炭素(14C)を用いた土壌中有機物動態の推定を試みた。この森林では、土壌中の全炭素量は26.2kgCm-2と非常に多かった。類似した生態系であるハーバード林では全炭素量は8.0kgCm-2しかないが、Δ14C>100‰である若い炭素の蓄積量は両方の森林であまり差異がなかった。モデルから土壌炭素の回転速度を計算したところ、高山サイトでは20cm深度以下で1,700-3,700年となり土壌の比較的浅いところに回転速度の遅い炭素が大量に含まれていることが明らかとなった。
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