研究課題/領域番号 |
18310022
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価・環境政策
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研究機関 | 富山県立大学短期大学部 |
研究代表者 |
渡辺 幸一 富山県立大学, 短期大学部, 准教授 (70352789)
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研究分担者 |
朴木 英治 富山市科学博物館, 学芸員 (10373482)
久米 篤 九州大学, 大学院・農学研究科, 准教授 (20325492)
青木 一真 富山大学, 大学院・理工学研究, 准教授 (90345546)
川田 邦夫 富山大学, 極東地域研究センター, 教授 (20019003)
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連携研究者 |
和田 直也 富山大学, 極東地域研究センター, 准教授 (40272893)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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キーワード | 大気化学 / 環境分析 / エアロゾル / 輸送 / 気象 / 生態学 / 生理活性 |
研究概要 |
立山において、霧水・降水・積雪の採取・化学分析、微量気体成分やエアロゾル粒子などの観測を行うと共に、植生への影響について検討した。国内からの大気汚染に加えて越境汚染や黄砂粒子の影響も気象条件によって大きく受けることが明らかとなった。越境汚染物質の輸送に伴う強い酸性霧や高濃度オキシダント物質による生態系への影響も懸念される。また、立山で深刻化しているブナの衰退は、アルペンルートなどローカルな汚染によるものではなく、オゾンなどの広域大気汚染の影響を受けている可能性が示された。
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