研究課題
基盤研究(B)
本研究は、湖沼生態系の変動を探り、大規模環境変動の影響評価について研究するものである。以下の項目について解析する。(1)微生物相 : 南極の約60湖沼から採取された微小プランクトン、底質、湖底堆積物中に生息する微生物相を、分子分類・系統学的手法により明らかにする。(2)生物相と地史的変遷 : 湖底堆積物の解析によって、湖沼生物相がどのような地史的変遷をたどってきたのか、また、今日の湖沼生物相は過去の環境変動にどのように応答してきたのかを明らかにし、今後の変動予測を試みる。(3)湖沼の環境と物質循環過程 : 湖水の物理・化学的性質を分析し、これに生物相データを加えることで物質循環過程を明らかにする。12年間のデータ比較から、湖沼環境の変動を検出する。(4)モニタリング体制の確立 : 今後の変動を監視するモニタリング手法・体制を確立する。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (4件)
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