研究概要 |
(1)電源の制御と監視機能をもち,また,大脳の視覚系構造の画像処理機能を併せ持つICチップ設計のための最適な回路構成,回路パラメータ設定等の指針および応用を含めた適用範囲を検討した。 (2)(1)の電源の監視機能の情報収集として調査研究を行った。具体的にはl平成18年12月1日から2日まで米国のカルフォルニア州モハベ市の大規模風車サイトのモハベサイトとMountain View(MV)サイトを見学し,遠隔制御・操作の実態を調査した。 (3)(1)に基づいた新しい監視・制御アルゴリズムを実現する回路を特定用途向き集積回路ASICにより設計するための基本的な機能を設計した。 (4)火災,侵入者検知等の画像解析の検討を行い,各種の方式の比較を行い,組み合わせることにより認識率の向上を図った。 (5)監視対象である電源シミュレータの構築を行うためのデータの収集およびモデル化を行った。 提案するICは,監視機能のみでなく,ディジタル制御の機能を備えている。このディジタル制御の方式の検討を行い,VCO方式が有効であることを確認した。また,通信プロトコルの検討を行い,今後も継続して検討することにした。
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