研究課題
基盤研究(B)
琉球列島の中でも最も人為的影響が少なく生物多様性が高いと考えられる西表島を中心として、その周辺の島嶼とのつながりを時間、空間の軸の中で理解し、島嶼群であることの意味、群としての維持機構を理解し、その保全を考えることを目的とした。これまで西表島について長期蓄積された生態学的資料をベースとし、島と島の生物学的関係を歴史的なものから日常的なものまでさまざまな観点から解析する。また、島嶼群であることによってより問題となっている生態系へのマイナス要因についても対象として保全を考える。(1) 西表島生物相、(2) 島間の生物相の関連- 爬虫類・飛翔性動物、(3) 島間の歴史的関連を解析するための生物地理学的分析、(4) 集団についての遺伝学的分析、(5) 外来種および保全上の問題点、等の項目について調査・解析を行ない、総合的に議論する。
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