研究課題/領域番号 |
18310162
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
土屋 由香 愛媛大学, 法文学部, 助教授 (90263631)
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研究分担者 |
戸澤 健次 愛媛大学, 法文学部, 教授 (10116957)
貴志 俊彦 島根県立大学, 総合政策学部, 教授 (10259567)
谷川 建司 早稲田大学, 政治経済学術院, 助教授 (10361289)
栗田 英幸 愛媛大学, 法文学部, 助教授 (60335883)
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キーワード | アメリカ研究 / 開発学 / メディア論 / 国際政治学 / 東アジア史 / 国際情報交換 / アメリカ合衆国:韓国:台湾:フィリピン |
研究概要 |
2006年7月15日に愛媛大学法文学部にて第一回研究会を開催し、各自の研究紹介および今後の研究予定について打ち合わせを行った。同じく7月には、アメリカ合衆国ミネソタ大学から研究協力者であるエレイン・タイラー・メイ教授およびラリー・メイ教授を迎え、23日に愛媛大学(両教授)、28日に東京女子大学(エレイン・タイラー・メイ)・早稲田大学(ラリー・メイ)において講演会を開催し、冷戦とアメリカにおける視覚メディアとの関わりについて知見を得た。 8月〜9月にかけては各自資料収集に当たった。代表者である土屋はアメリカ合衆国国立公文書館およびミネソタ大学にて資料調査に当たり、関連分野における資料の所在情報を分担者にフィードバックした。また9月16日には東京大学大学院情報学環にて「CIE映画研究会」の発足会議が開催され、谷川と土屋が出席。当科研グループと「CIE映画研究会」(東京大学大学院情報学環・国際日本文化研究センターが中心となって発足)とが連携を保ちつつ研究を進めることが確認された。 2007年2月23日には日本大学文理学部にて本年度最後の研究会を開催し、研究経過報告を行うとともに、講師として愛媛大学の山口由等氏を迎えで日本経済史分野における1950年代論について知見を得た。さらに3月10日には京都の国際日本文化研究センターにて国際シンポジウム「米国の対外情報政策とCIE映画」が開催され、ミシガン大学のペニー・フォン・エッシェン氏を迎えて冷戦初期アメリカの対外文化政策について報告と討論が行われた。(戸澤・谷川・土屋が参加)。 全体として本年度は、冷戦初期アメリカ合衆国の環太平洋地域における情報・産業政策について研究方法や資料の可能性を探り、共同研究の方向性を模索しつつ、国内外の研究者との交流を通して関連分野に関する知見を深めた。これにより研究者(グループ)間の緩やかなネットワークの確立と、各地域に関する資料のある程度の蓄積ができた。
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