研究課題/領域番号 |
18310163
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
松原 孝俊 九州大学, 韓国研究センター, 教授 (20150378)
|
研究分担者 |
稲葉 継雄 九州大学, 人間環境学研究院, 教授 (00134180)
|
研究協力者 |
原 智弘 九州大学, 韓国研究センター, 非常勤研究員 (80452796)
|
研究期間 (年度) |
2006 – 2008
|
キーワード | 東アジア |
研究概要 |
本研究プロジェクトの成果の一つは「『敗戦国』ニッポンに帰りたくなかった日本人」の検討を踏まえて、「在朝内地人」という作業仮説を提出し、「内地」の日本人とは異なるタイプの「外地」型日本人が出現していたと論じた。もう一つは「帝国日本が崩壊した直後の、米軍政庁による統治が始まるまでの『真空』地帯となった時期の朝鮮半島の歴史的考察」において、いかなる政治的メカニズムが作用し、いかなる社会的秩序が崩壊し、いかなる金融システムが機能不全に陥り、いかにして警察権・裁判権が移譲されていったかなどを、引揚者らに対するオールヒストリー調査を活用して、文字資料に顕在化しない事実の解明に努めたことである。
|