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2006 年度 実績報告書

イスラム教圏東南アジアにおける学知の制度化と実践に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18310165
研究機関京都大学

研究代表者

山本 博之  京都大学, 地域研究統合情報センター, 助教授 (80334308)

研究分担者 川島 緑  上智大学, 外国語学部, 教授 (50264700)
富沢 寿勇  静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (70180164)
服部 美奈  名古屋大学, 発達教育科学研究科, 助教授 (30298442)
床呂 郁哉  東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (90272476)
河野 毅  政策研究大学, 政策研究科, 助教授 (10361883)
キーワード東南アジア / イスラム教 / 教育
研究概要

国内研究会を3回、国際ワークショップを1回実施した。第1回研究会では、「改宗」をテーマに、多和田裕司(マレーシアの改宗制度)、西井凉子(南タイの改宗にみるジェンダー)、青山和佳(フィリピンのサマ人のキリスト教受容)の事例報告をもとに討論を行った。第2回研究会では、「移動と労働」をテーマに、王柳蘭(タイの雲南系ムスリム)、奥島美夏(インドネシア人労働者とアラブ人)、石井正子(フィリピンのムスリム女性の海外労働)の事例報告をもとに討論を行った。第3回研究会では、「学校と教育」をテーマに、小林寧子(インドネシアのプサントレン)、大野由加里(フィリピンのイスラム教育と国民形成)、河野毅(東南アジア3国のイスラム教育の比較)の事例報告をもとに討論を行った。国際ワークショップ「東南アジアにおけるジャウィ伝統の再検討」では、マレーシア及びインドネシアから3名の研究者を招き、これに加えて3名の日本人研究者の報告を得て、アドナン・ナワン(ジャウィとマレー人)、西尾寛治(人間集団としてのジャウィ)、サイド・ムハンマド・ダウィラ(マレーシア地域のイスラム化とジャウィ)、菅原由美(ジャワのイスラム化とジャウィ)、ディック・メイ(インドネシアのキタブ・クニン)、青山亨(日本におけるジャウィ研究)の事例報告をもとに討論を行った。これらのほか、マレーシア及びインドネシアにおいて現地調査を行い、あわせて本研究の遂行に必要な資料の収集を行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 海賊鎮圧から対テロ戦争へ-欧米の東南アジア関与における長い持続2007

    • 著者名/発表者名
      床呂郁哉
    • 雑誌名

      軍縮地球市民 7

      ページ: 70-77

  • [雑誌論文] Border Crossing and Politics of Religion in Sulu.2006

    • 著者名/発表者名
      床呂郁哉
    • 雑誌名

      Asian Cultural Studies 15

      ページ: 121-136

  • [図書] 脱植民地化とナショナリズム-英領北ポルネオにおける民族形成2006

    • 著者名/発表者名
      山本博之
    • 総ページ数
      369
    • 出版者
      東京大学出版会

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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