| 研究課題/領域番号 |
18310166
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| 研究機関 | 北海道教育大学 |
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研究代表者 |
笹谷 春美 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (00113564)
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| 研究分担者 |
永田 志津子 札幌国際大学, 短期大学部, 教授 (60198330)
山井 理恵 明星大学, 人文学部, 准教授 (40320824)
森川 美絵 国立保健医療科学院, 福祉サービス部, 研究員 (40325999)
山口 麻衣 ルーテル学院大学, 総合人間学部, 講師 (30425342)
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| キーワード | 高齢者ケア / ケアリング / ジェンダー / ケア政策 / 市場 / 介護保険 / 家族介護 / ケアミックス |
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| 研究概要 |
H20年度は本研究の最終年度に当たるため、まとめの作業をおこなった。
1つは、日本の高齢者ケアに関する政策研究である。戦後かち現在の介護保険制度の導入・改正に至る政策的背景、含有されたケアリング関係モデルなどを明らかにし、それによってケアする人とケアされる人のケアリング関係の問題がどのように解決を目指されてきたのか、その成果と課題を分析した。これは同時に、政策理念あるいはサービスが、最末端の現場である、日々の介護サービスの提供者と受け手のレベルにどのように届くのか、その施策実現の諸アクターの役割と営為のあり方の特色を明らかにすることでもある。成果物→ケアリング研究会研究報告書I『高齢者ケア政策の展開とケアリング関係の変容』(2007)、ケアリング研究会研究報告書IV『日本型高齢者ケア政策の展開とケアリング関係の変容』(2009)(印刷中)。
2つ目は、上記の政策分析の検証である。とりわけ、2006年の介護保険制度の改定がケアリング現場にもたらす影響を、2006年度から財政再建団体に指定され、自治体財政の破綻による地域福祉の崩壊が予想される旧産炭地夕張における、介護保険サービスを利用している在宅の高齢者を対象とした実証的研究をおこなった。成果物→ケアリング研究会研究報告書III『夕張市におけ割る高齢者ケアの実態一介護保険制度と自治体再編における地域ケアの課題』(印刷中)。
最後に、グローバルな課題として、国際セミナー「ケア政策の展開とケアワーク-日本と北欧の経験から-」を開催した。平成19年度のフィンランド調査の継続として、『フィンランドから、Dr. Sirpa Wrede(ヘルシンキ大学)を招聘し、国内からは神奈川県立保健福祉大学の太田貞司氏および主催者である笹谷春美が報告した。内容はケアリング研究会ホームページで公開中
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