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2007 年度 実績報告書

男女共同参画社会における男性の「社会化」と暴力性についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 18310167
研究機関千葉大学

研究代表者

佐藤 和夫  千葉大学, 教育学部, 教授 (90114496)

キーワード男女共同参画社会 / 男性 / 社会化 / 暴力性 / ジェンダー / 男性育休 / 家父長制 / 民主主義
研究概要

1国際シンポジウムの開催(ギリガン夫妻を招待しての国際シンポジウム)
世界的にジェンダーと暴力問題の権威であるキャロルおよびジェームズ・ギリガン夫妻を招待してドイツ研究者も参加した国際シンポジウムを東京、千葉、京都において開催した。
2調査対象国への海外調査
(1)ドイツにおける男性の暴力性克服のための自治体の取り組み及び、学校などでの暴力防止プログラムならびに「社会化」に関する追加的調査。(池谷寿夫、小玉亮子)
(2)スペインにおける平和研究の調査と、男性のワーク・ライフ・バランス政策の実現過程とそれが男性の暴力性に対して果たす影響についての研究(佐藤和夫)
3日本のエリート男性についての暴力性と社会化に関する聞き取りと大量調査、ならびに、エリート養成志向の学校における男性性についての学校側・経営者側への聞き取りをした。
(1)大学生を中心とする若者たちの暴力性ならびに「社会化」についての聞き取りと大量調査を行い、分析した。
(2)男性育児休業を取った11名についての聞き取り調査を行い、育児休業取得が男性の社会化と暴力性に対してどういう影響を与えるかについて研究した
(3)農業従事が男性の暴力性とジェンダー関係にどういう影響を与えるかについて聞き取り調査をした

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 若者は戦争をどう「経験」できるのか2009

    • 著者名/発表者名
      佐藤和夫
    • 雑誌名

      教育

      ページ: 4, 11

  • [雑誌論文] Trabajo y vida de las mujeres japonesas en la era de la globalizacion2008

    • 著者名/発表者名
      佐藤和夫
    • 雑誌名

      千葉大学教育学部研究紀要 56

      ページ: 293-300

  • [雑誌論文] 人間にとって教育とは何か2008

    • 著者名/発表者名
      佐藤和夫
    • 雑誌名

      総合人間学会誌 2

      ページ: 100-108

  • [学会発表] 21世紀の唯物論のあり方について2008

    • 著者名/発表者名
      佐藤和夫
    • 学会等名
      唯物論研究協会
    • 発表場所
      立命館大学
    • 年月日
      2008-06-28

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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