研究課題/領域番号 |
18320029
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 東京芸術大学 |
研究代表者 |
薩摩 雅登 東京芸術大学, 大学美術館, 教授 (80272657)
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研究分担者 |
稲葉 政満 東京藝術大学, 大学院・美術研究科, 教授 (50135183)
薩摩 雅登 東京藝術大学, 大学美術館, 教授 (80272657)
横溝 廣子 東京藝術大学, 大学美術館, 准教授 (90205229)
古田 亮 東京藝術大学, 大学美術館, 准教授 (20259998)
佐藤 真実子 東京藝術大学, 大学美術館, 学芸研究員 (00401498)
松村 智郁子 東京藝術大学, 音楽学部小泉文夫記念資料室, 教育研究助手 (60436699)
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連携研究者 |
竹内 順一 永青文庫, 館長 (10301821)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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キーワード | 博物館学 / 音源 / 細菌除去 / 作品保存 / 明治期 / 新聞記事 / デジタル化 / 録音メディア |
研究概要 |
東京藝術大学大学美術館では、明治期の音楽録音資料・蝋管を212本所蔵している。しかしながら、経年変化とカビにより保存状態が悪く、音楽資料としての価値を失いつつある。そのため、その保存体制として、アモルデン水溶液による蝋管の洗浄、収納棚やトランクの薫蒸、針接触方式のデジタル再録音機・アーキフォン(Archeophone)により124本の音源の再録音を行った。また、蝋管の基礎調査として、国内や海外の各機関や個人コレクターを対象としたアンケート調査および実地調査にて、収蔵環境や音源のデジタル化、蝋管の公開の手法、関連する最先端の情報を収集した。さらに、明治期の蝋管や蓄音機に関する新聞記事および広告を調査し、当時の社会状況を把握した。現在に至るまで断片的な研究しか行われていなかったが、本研究において、蝋管に関する情報を集約した。
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