研究課題/領域番号 |
18320030
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 秋田公立美術工芸短期大学 (2007-2009) 京都工芸繊維大学 (2006) |
研究代表者 |
樋田 豊次郎 秋田公立美術工芸短期大学, 学長 (40132708)
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研究分担者 |
松原 龍一 京都国立近代美術館, 主任研究員 (40270491)
横溝 廣子 東京藝術大学, 大学美術館, 准教授 (90205229)
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研究協力者 |
前川 公秀 佐倉市立美術館, 館長
山田 敦雄 目黒区美術館, 学芸員
佐藤 直子 文化庁, 伝統文化課, 主任調査官
島津 京 東京藝術大学, 大学美術館, 助教
蔵田 愛子 NPO法人AIT, 事務局長
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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キーワード | 伝統 / 近代工芸 / アジア / 楽浪漆器 / 六角紫水 / 小場恒吉 / 津田信夫 / GHQ |
研究概要 |
近代日本の工芸家は、「伝統」をどのように理解していたのか?この疑問に始まる本研究は、古代中国の「楽浪漆器」に啓示を受けた六角紫水や、アール・デコ様式に魅せられた津田信夫等の個別研究を通して、「伝統は創造されるものである」という仮説を裏付けた。「伝統」の創造には、古い「伝統」の<破壊>と新しいそれの<再構築>という相反する二側面があることも明らかにした。これらは工芸の「伝統」思想を再定義する礎となるだろう。
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