研究課題/領域番号 |
18320042
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研究機関 | 東京家政学院大学 |
研究代表者 |
前田 雅之 東京家政学院大学, 人文学部, 教授 (00209389)
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研究分担者 |
小川 剛生 人間文化研究機構, 国文学研究資料館・文学資源系, 助教授 (30295117)
錦 仁 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (00125733)
千本 英史 奈良女子大学, 文学部, 教授 (50188489)
渡部 泰明 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (60191813)
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キーワード | 下賜 / 進上 / 献上 / 書写 / 古典 / 書物 |
研究概要 |
本研究は、7月22日に第一回研究会を開き、研究の目的・方法をめぐって議論を重ね、その方針に基づいて、以下の研究会・打ち合わせ、調査研究を行った。 (研究会・打ち合わせ) 9月24日、11月3日、12月9日、3.月22日 (文献調査調査者は代表者・研究分担者・研究協力者のいずれか) 8月5日〜7日、叡山文庫・高野山大学、8月9日〜11日、松峯山如来寺、8月21日〜23日、奈良女子大学・京都大学附属図書館、9月14日〜17日、善通寺、9月29日〜30日、早稲田大学図書館、10月8日〜9日、刈谷市立図書館・蓬左文庫、1月27日、正宗文庫、2月2日、京都大学附属図書館、2月9日〜12日、松平文庫・熊本県立図書館 同時に、下賜・献上・進上本のデータベースを作るための作業部会を研究代表者(前田)と研究協力者(岡暗真紀子・鹿野しのぶ・原克昭・那須陽一郎)を立ち上げ 同時に、下賜・献上・進上本のデータベースを作るための作業部会を研究代表者(前田)と研究協力者(岡暗真紀子・鹿野しのぶ・原克昭・那須陽一郎)を立ち上げ、具体的な作業に入った。また、そのための基本資料(史料纂集他)と機器類(パソコン・デジカメ他)を揃えた。 調査とデータベースの作業開始、さらに、研究会における研究発表が本年度の成果といえるが、今後も、必要に応じて調査を進めると共に、データベースの進捗を諮りつつ、研究を進めたいと考えている。データベースは、当初、奥書も皆書き写す予定であったが、和漢の古典的書物の下賜・献上・進上・書写依頼等といった移動の総量を記録類と奥書によって明らかにすることを第一目的とするために、奥書を書き写すことはやめ、とにかく、移動が記されているものを風潰しに押さえていくこととなった。19年度ではほぼ三分の二の作業を終える予定である。
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